藤崎八旛宮秋の例大祭について

平成25年8月6日掲載

熊本市の藤崎八旛宮「秋の例大祭」の説明、開催期間、飾り馬奉納順位をご紹介いたします。

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藤崎八旛宮秋の例大祭とは?

一千年以上の歴史をもつお祭り

一千年以上の歴史をもつ藤崎八旛宮の例大祭は、昔より肥後国第一の大祭と称せられ、熊本の年中行事中、最大のもので長い歴史を通じて「放生会(ほうじょうえ)」とか「随兵(ずいびょう)」とか呼ばれて親しまれてきた。放生会と呼ばれるのは、明治の神佛分離令で佛教行事が廃止されるまでは、藤崎宮でも放生会が執行されていたからで、今はその名のみをとどめている。

威風堂々とした武者行列

随兵と称されるのは、御神幸(ごしんこう)にお供をする列の中に、大鎧を着用し鍬形の兜を戴き馬上豊かに采配を振る随兵頭と、これに従う百騎の甲冑(かっちゅう)武者、更に長柄(ながえ)と称する槍を持った陣笠・陣羽織の士50人を指揮する裃(かみしも)・一文字笠の長柄頭、神幸奉行(みゆきぶぎょう)等の威風堂々とした武者行列の壮観を指したものである。

約20000名の人と70頭余の馬

朝の神幸を朝随兵(あさずいびょう)、夕の神幸を夕随兵(ゆうずいびょう)と称し、それぞれ出陣の構え、帰陣の備えを象ったものと伝えられている。御神幸は卯の刻 (午前6時)、御発輦(ごはつれん)。約20000名の人と70頭余の馬で行列を組み、市街の目抜き通りへ繰り出し、お旅所へ向かう。四基の御神輿(ごしんよ)を中心に粛々と進む神職や総代と白丁達、更に百騎の随兵と長柄の武者の列、この後に400年近く受け継がれている新町の獅子舞が、独特の楽を奏しながら伝統の舞を披露して進み、最後尾が呼び物の飾り馬である。

年々盛大さを極めている

おびただしい数の馬と勢子(せこ) (馬を追う人)との集団が、肥後っ子の心意気を遺憾なく発揮して、次から次に威勢よく駆け抜けていく。もともと飾り馬は、供奉(ぐぶ)神職が乗るための馬であったが、江戸時代には本宮と御旅所との距離が近かったので、乗馬せずに牽(ひ)き馬として従えていた。そこで空いた鞍(くら)の上に装飾を施すようになり、それが次第に大型になって現在のような紅白または青黄などの色布で巻いた太輪の飾りとなった。この馬は、藩政時代には細川藩の高禄の家から駿馬に足軽・中間をつけて提供し、定めの駈場で俊足を競わせたので、その見物で大層な賑わいを呈した。明治以降は飾り馬も町方から奉納されるようになり、現在は氏子崇敬者団体の奉納が70頭程にもなり年々盛大を極めている。

ボシタ祭りとは

このお祭りの以前の囃子詞が「ボシタボシタ」といったことから「ボシタ祭り」とも呼ばれている。※現在の掛け声は「ドーカイ、ドーカイ」

秋季例大祭の開催の日程

平成25年(広町)

藤崎八旛宮例大祭日程
期日 時間 祭典行事
9月13日
(金)
午前零時
午前9時30分
午前10時
午前11時


午後1時

午後3時
午後~



午後~
宮遷式 (本殿から御神輿へ)
総代清祓
第1日祭
獅子飾卸【新町獅子保存会】
(熊本市無形民俗文化財指定)

奉納献茶祭【肥後古流的々社】

大神楽奉納【肥後大神楽会】
奉納神輿飾卸
 【清水子どもみこし会】
 【花園子ども会】
 【 (㈱)鶴屋百貨店みこし】
町鉾飾卸
  【一新校区自治協議会町鉾保存会】
14日
(土)
午前9時30分
午前10時
午前10時
 ~午後2時
午後7時
神馬飾卸
第2日祭
飾馬飾卸

日本舞踊奉納【藤間圓珠社中】
15日
(日)
午前10時

午後
献 幣 祭 【 例 祭 】

随兵三役清祓
16日
(月)
敬老の日


午前6時
午前8時
午前9時~午後2時
午後2時30分
午後4時30分
終 日
神幸式 【随兵行列  飾馬】

本宮御発輦
御旅所御着輦 (新町御旅所)
御能 奉納【喜多流 金春流 能楽師】
御旅所御発輦
本宮御還幸
奉納挿花 (境内)
17日
(火)
午前零時
午前11時
宮遷式 (御神輿から本殿へ)
奉賽祭

※上記の日程につきましては、責任役員会・常務総代会・総代総会・祭典委員会を経て、正式決定されました。

ぼした祭の飾り馬奉納順位

飾馬奉納順位 (平成25年)
順位 奉納団体名 勢子数
1 碩台校区奉賛会 鳥居基 250
2 水道町親和会   【優良団体】 200
3 株式会社 建吉組 【優良団体】 250
4 自衛隊有志 颯爽会 200
5 本山肥後流會 200
6 若藤會 200
7 NTTグループ奉賛会 【優良団体】 300
8 青年江原会    【優良団体】 400
9 馬追よ組會 200
10 田迎校区 風神會 200
11 最好會 200
12 清水同志会 200
13 二本木青年会 300
14 京陵會 200
15 肥後葵會 200
16 肥後睦 200
17 熊城会 250
18 詫麻東校区 肥後託東會 200
19 飾馬JR燕會  【優良団体】 200
20 こ粋連乃會 200
21 上通商栄会 200
22 肥後飾馬 椿會 200
23 真和誠真会 250
24  なみあし會 200
25 九州電力グループ 翔青会 250
26 下通繁栄会 350
27 随兵 蛇の目會 200
28 誠友會 200
29 東海望星会 250
30 祭郷会 200
31 剛友會 150
32 肥後花市場 桜會 200
33 開新高等学校同窓会 同心會 250
34 健軍みゆき友好会 200
35 熊本県立第二高校 竜胆会 400
36 一新 譽 200
37 随兵 肥後一會 200
38 肥後知友會 200
39 龍誠會 200
40 済々黌飾馬奉納団 絆 300
41 肥後飾馬 悠神會 200
42 上熊本 靑嵐会 200
43 熊本西高同窓会 西峰會 250
44 重浦畜産 熊本 凌 200
45 飾馬 城山一心会 200
46 雅會 200
47 熊本地方卸売市場連合会 市組 300
48 随兵 め組會 200
49 若獅子會 200
50 肥後 若武者會 200
51 東雲會 200
52 せんば て組 200
53 熊花有志会 300
54 青連馬道會 200
55 熊本県立熊本北高等学校同窓会 北辰會 300
56 肥後眞會 200
57 肥後 光龍會 200
58 九学会 300
59 幸友會 200
60 飾馬 慶徳会 250
61 武蔵連合会 250
62 横山會 200
63 肥後飾馬 粋康会 200
64 熊本学園大学付属中学高等学校同窓会 紫紺会 400
65 熊工會 飾馬奉納団   300
66 高麗門 200
67 向山校区 不知火会 200
68 肥後 道乃會 200
69 西部連合會 200

> 平成24年の飾馬奉納順位

> 平成26年の飾馬奉納順位

随兵寒合 (ずいびょうがんや)

随兵寒合とは、「暑さ寒さも彼岸まで」と同じ使い方をする熊本だけの言い回し。

熊本市の藤崎八旛宮秋の大祭のころ急に気温が下がり、秋の気配が濃くなることを言う。

「乳母驚かす随兵寒合」ということわざがあり、平年の最高気温が三十度以下になるのが九月十三日から、二十度を割るのが十五日からとなっている。

過去の記録でも祭りと前後して気温が下がる傾向が強い。

熊本県大百科事典 (昭和57年4月25日発行)より

※このページ「熊本市の藤崎八旛宮秋の例大祭 (ぼした祭り)とは?」は、平成25年8月6日掲載作成したものです。

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